トレーナーの資格とは?
今回は聞かれることも結構多いので僕の資格についてご説明いたします。
僕はサラリーマンから転職してトレーナーになったのでスタートが遅い分、
焦らずに基礎を固めるべく資格を取得し、知識と出来る仕事の幅を広げてきました。
資格取得順に簡単にご説明。
柔道整復師・・・骨折・脱臼の整復や固定、打撲や捻挫などの応急処置が専門の資格。
整骨院や整形外科で勤務する上で必須の資格。
専門学校に3年通い、国家試験を合格すると取得出来る資格になります。
鍼師・灸師・・・鍼灸をメインに施術を行う資格。筋緊張や痛みの軽減だけでなく、
自律神経を整える効果が期待出来るので、
頭痛やイライラ、胃腸の不調、血圧、脈の乱れ、鼻炎、冷え性など様々な疾患に対応出来ます。
西洋医学だけでなく東洋医学の知識も有し、両方の側面から施術を行うことにより、
慢性化してしまいなかなか良くならない痛みにも効果が期待出来ます。
こちらも専門学校に3年通い、国家試験を合格すると取得出来る資格になります。
CSCS(ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
・・・NSCA JAPANという団体が発行している資格。本部はアメリカにあります。
正しいトレーニングフォームの指導や、トレーニングセッションの組み立て、
年間計画の立案など、クライアントが目標に向けてトレーニングとコンディショニングで
パフォーマンスを発揮出来るようにサポートする資格。
アスリートのストレングスを担当するなら必須となる資格でもあります。
学校に通う必要はないのですが、試験合格率は50%と難易度は割と高め。
日本スポーツ協会認定アスレティックトレーナー
・・・日本スポーツ協会が発行している資格で、各競技団体から推薦をもらい講習を受けて受験するか、
認定された専門学校に通うことで試験を受けることが出来る資格になります。
トレーナー全般に必要な知識を勉強するのですが、メインとしては
アスリートが競技復帰に向けて比較的強度が高く、かつ専門的なリハビリを行うことが出来ます。
その為、競技によって必要な体力要素が変わるので、動作分析が出来ることが特に重要になります。
当然怪我の知識も必要になり、怪我の評価や応急処置、テーピングなどの技術も試験で要求されます。
試験合格率は30%程度と難易度は非常に高く狭き門ではありますが、
諸先輩の方々からはこの資格がないと自称トレーナーでしかないと釘をさされていた為、
死に物狂いで勉強しました。(;^_^A (笑)
プロスポーツやオリンピック競技に関わるなら必須の資格になります。
トレーナの職業は特に資格がなくても名乗れ、仕事も出来るので、
人によって知識も技術もかなり差があると感じています。
資格が絶対ではないのですが、今まで様々な現場で仕事をしてきた上で、
基礎知識の差、知識の幅の差をすごく感じてきました。
民間資格もたくさんあり、正直有効的な資格ではないのも多くあります (-_-;)
僕の個人的なオススメとしては医療系国家資格(柔道整復師、鍼灸師、理学療法士など)と
アスレティックトレーナーを保有しているトレーナーは間違いないと思います!!
これからトレーニングを始める方、トレーナーをお探しの方は何の資格を保有しているかも少し参考にしておくといいかもしれませんね (^▽^)/