パフォーマンスピラミッド
皆さんはパフォーマンスピラミッドっていう言葉をご存知でしょうか?
アジャスト上野で行うアプローチの考え方の一つなので、簡単にご紹介させていただきます (^▽^)/
アメリカの理学療法士であるグレイ・クックが提唱した理論になるのですが、
パフォーマンスを発揮する為には、まずその競技スキルは必要になります。
その為にその競技の練習を繰り返し行う訳ですが、それだけではなかなか上達しにくいんですよね (;^_^A
そのスキルの土台としてその競技に必要な筋力や俊敏性、持久力などの基礎体力が必要になります。
ジムなどで、ウエイトトレーニングやランニング、バイクなどするのがこれですね!
で、基礎体力のさらにその土台として、
姿勢や身体のバランス、体幹の安定性、各関節の可動域や協調性、重心のコントロールなど、
身体の機能面が重要になってきます。
図
土台がしっかりしていればピラミッドは大きくなり、パフォーマンスも発揮されやすくなります。
また怪我の予防にも繋がり、よりその競技に集中しやすくもなります。
これは日常生活にも言えることですが、課題となる動作の反復練習だけでは、
なかなか上達しないことがよく起こります。
リハビリも同じで、患部だけのケアでは競技復帰は難しくなります。
一番土台となる身体全体の機能面に目を向け、姿勢やバランスから整えて、
各関節、筋肉が機能的に使えているか確かめて、
その上で課題の動作に取り組むのが遠回りのようで最も効率的になります。
その土台の部分が蔑ろにされやすいんですけどね (-_-;) (笑
身体の機能面は神経の働きの改善でもあるので、時間はある程度かかるのですが、
継続的にに行っていれば、変化は起こりやすいです。
スポーツされている方も日常生活でお悩みの方もぜひお気軽にご相談ください!