怪我の治療は安静が良いのか?
怪我をした時に「とにかく安静にしておくべき」と考える方は多いと思います。もちろん、捻挫や肉離れ、打撲など急性の怪我では、炎症や腫れが強い初期には安静が必要な場合があります。無理に動かすと炎症が広がり、回復が遅れてしまうからです。
しかし、怪我の治療において「安静=完治」ではありません。安静が長引きすぎると、関節の可動域が狭くなったり、筋肉が硬くなったり、体幹の安定性が落ちるといった二次的な問題が起きやすくなります。その結果、「怪我は治ったのに動きにくい」「再発しやすい」という状態に陥ってしまうことも少なくありません。
重要なのは 「安静」と「適切な運動」のバランス です。例えば、痛みのない範囲で関節を動かすモビライゼーション、筋膜や筋腱にアプローチする施術、さらには体幹の安定性や重心の取り方を意識したトレーニングなどを行うことで、組織の修復を促しながら本来の動きを取り戻していくことができます。
アジャスト上野では、鍼灸で自律神経や筋膜のつながりに働きかけ、徒手による関節の調整を行い、さらにファンクショナルトレーニングで再発しにくい身体づくりをサポートしています。患部だけに注目するのではなく、胸郭や骨盤、体幹といった全身の連動を整えることで「怪我を治す」から「動ける身体を取り戻す」へとつなげていきます。
怪我の後に安静にしすぎて回復が遅れていると感じる方や、再発を繰り返している方は、一度全身のバランスを見直すことをおすすめします。
台東区上野・入谷エリアで怪我からの回復や再発予防を目指したい方は、ぜひアジャスト上野にご相談ください。