身体のコンディショニングと免疫

― なぜ「整えている人」は体調を崩しにくいのか ―
年明けから1月にかけては、
寒さ・乾燥・生活リズムの乱れが重なり、
体調を崩しやすい時期です。
「風邪をひきやすい」
「疲れが抜けない」
「何となく不調が続く」
こうした状態は、単に免疫が弱いというより、
身体のコンディションが落ちているサインであることが少なくありません。
免疫は「身体全体の状態」に左右される
免疫機能は、
特定の臓器だけで完結しているものではありません。
・自律神経
・血流
・筋肉や関節の動き
・睡眠の質
・慢性的なストレス
これらが複雑に関係しながら働いています。
実際に、
慢性的なストレスや疲労は免疫機能を低下させることが
多くの研究で示されています。
(例:ストレスによるコルチゾール分泌増加と免疫抑制)
つまり、
「よく動けている身体」
「回復しやすい身体」
であること自体が、免疫を保つ土台になります。
血流と免疫の深い関係
免疫細胞は血液によって全身を巡っています。
そのため、血流が悪くなると、
免疫細胞が必要な場所へ届きにくくなります。
寒さや運動不足によって
・筋肉が硬くなる
・関節の動きが小さくなる
結果として血流が滞りやすくなります。
軽い運動や適切なケアによって
血流が改善されると、
免疫細胞の循環もスムーズになることが分かっています。
自律神経の乱れは免疫低下につながる
免疫機能は、自律神経の影響も強く受けます。
交感神経が過剰に優位な状態
(緊張・疲労・睡眠不足が続く状態)では、
免疫反応が抑制されやすくなります。
逆に、副交感神経が適切に働くことで、
回復や防御反応がスムーズに行われます。
鍼灸は、
自律神経のバランス調整に関与することが
研究でも報告されており、
回復しやすい身体環境を整える一つの手段として有効です。
「鍛える」よりも「整える」が優先な時期もある
免疫を高めるために
「とにかく運動しなければ」と思う方もいますが、
疲労が強い状態での過剰な運動は逆効果になることもあります。
大切なのは、
・今の身体状態を正しく把握する
・回復できる余力を残す
・必要な刺激だけを入れる
これが、身体のコンディショニングです。
アジャスト上野Training&Careでは、
鍼灸によるケアと、
無理のないトレーニングを組み合わせ、
免疫が働きやすい身体の土台づくりをサポートしています。
体調を崩しにくい人が「特別」なわけではない
体調を崩しにくい人は、
特別なことをしているわけではありません。
・疲れを溜めすぎない
・身体を冷やしすぎない
・動くべきところを動かしている
こうした基本的なコンディショニングを
日常的に積み重ねているだけです。
免疫は「気合」で高めるものではなく、
整った身体環境の中で、自然に働くものです。
寒さが続くこの時期だからこそ、
身体の状態を一度見直してみることは、
一年を通しての体調管理にもつながります。
不調が出てから慌てるのではなく、
崩れにくい身体をつくる。
それが、アジャスト上野Training&Careが考える
身体のコンディショニングです。

