セルフエクササイズ:下肢「カーフレイズ」*膝痛予防*腰痛予防

今回は立ち方、重心バランスを良くするエクササイズです。

地球で生活する以上、重力は常にかかっているので、

いかに良いバランスで重心を保てるか、身体の負担を抑えられるかは、

健康寿命を考えるととても大切になります。

 

重心コントロールをしっかり説明するとバイオメカニクスの複雑な話になるので、

今回もざっくり、まず足裏の感覚の説明をしますね。(;^_^A

 

足底の感覚はとても優れていて、地面の形状を捉えたり、重心がどのようになっているかを

脳に情報伝達し、身体全体の姿勢を制御する役割があります。

また運動連鎖を考えても、うまく地面に体重が乗せられていると、

地面反力(地面から返ってくる力)を最大限生かせるので、立っていて疲れにくくなります。

逆に言えば、偏った足のつき方をしていると、同じ関節や筋肉に負担がかかり、

膝痛、腰痛の原因になってしまいます。(-_-;)

僕の感覚ですが、膝痛、腰痛の方は足の外側に体重が乗っていることが多いですね・・。

ご自身の立ち方を確認してみてください!

 

正しい足のつき方

母指球、小指球、かかとの中央の3点、三脚で支える要領で均等に体重を乗せます

 

ではエクササイズをしていきましょう。

 

まずは母指球、小指球、かかとの中央の3点に均等に体重を乗せるようにまっすぐ立ちます。

かかとを少し上げて重心を前に移動させます。(かかとは上げすぎないで大丈夫!)

その時に母指球と小指球に均等に体重が乗るようにしましょう。

2秒くらいキープしたらまた元に戻して、先ほどの母指球、小指球、かかとの3点に体重を乗せるようにします。

これを10回繰り返します。出来たら足元は見ないでやってみて下さい。

足裏に神経を全集中して身体に負担の少ない重心コントロールを身につけていきましょう!

 

ふくらはぎのトレーニングにもなるので、足がつりやすい方、冷え性の方も血流改善が期待出来るのでやってみて下さい。(^▽^)/

 

次回は重心コントロールの応用したエクササイズを紹介します。

 

前回のトレーニングはこちら「クワドセッティング」