5月の勉強会は股関節のアプローチについて【腰痛・股関節痛・膝痛】

 

今月は股関節周りの症状に対する施術の考え方とアプローチの方法について意見交換を行いました。

 

鼠径部は靭帯や筋腱、大血管など組織が入り組んでいるのでトラブルを起こしやすい部位になります。

股関節の痛みだけでなく、膝痛や腰痛にも繋がりやすく、

スポーツのパフォーマンスにも大きく影響してしまうので、

コンディショニングは常に行っておきたい部位になります。

 

今回の勉強会では

長内転筋や大内転筋、薄筋の触診、

硬縮部位の鍼灸や手技によるアプローチ方法、

腹直筋・外腹斜筋の硬縮や体幹の機能不全が股関節にもたらす影響、

股関節のモビライゼーションなど、

改めて勉強になりました。

 

また股関節周りはセンシティブな部分なので、特に若い方や異性に対する施術には気を使う部分になります。

とは言え、症状を解決させる為には施術の説明と理解をして頂く必要があります。

インフォームドコンセント=説明と同意は普段から心掛けていることではありますが、

お客様の為にも自分を守る為にも大事にしようと思います。

 

そしていつも勉強会後に思うのは、

痛みや違和感がある部分が問題なのではなく、

その部位に負担をかけている姿勢や動作が問題だということ。

筋腱の硬さや滑走を鍼灸や手技で整え、関節の動きを引き出した上で、

正しい動作を運動学習・トレーニングで身につけることが治療になり、予防になります。

 

身体に痛みや不調にお悩みの方、スポーツをされている方は特にオススメ出来ます。

お問い合わせはホームページやお電話でお気軽にご連絡ください。

 

ご自宅で出来るセルフエクササイズの動画をYouTubeにて公開しています。

定期的に行うことでコンディショニングになりますので、こちらもぜひご覧ください。

アジャスト上野 Training&Care – YouTube

 

【アジャスト上野 Training＆Care】

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